お元気にお過ごしですか。いずみ教会の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
あなたは自分のことが好きですか、このように言われれば、私達は何と答えるでしょうか。「はい、私は自分のことが大好きです」このように言えたら本当に幸せな人です。私は同じ問いを受けたとするならば、「好きなときもあるけど、嫌いなときもあります」。そう答えざるをえません。ある本に次のような内容のことが書かれていました。
「もしあなたが経営者だったら、あなたを採用するだろうか?もし、あなたが上司だったら、あなたの仕事ぶりを評価するだろうか?もし、あなたが妻ならば、あなたはよい夫と思われるだろうか?」もう一つ、私は、「もし、あなたが信徒だったら、あなたに牧会されたいと思うだろうか?」これを付け加えてみました。健全な自己評価、健全な自分自身に対する評価を持つことは大切なことです。
最近久々に自己分析をしてみました。やっぱり私は自分を責めてしまう傾向が強いことが改めて分かりました。振り返れば、親から受けてきた傷に起因し、人生で犯してしまった失敗に起因し、どうもそこにばかり目を向けて自分自身を責めてしまっている、そういう傾向があるようです。確かに自分の目で自分の心を見るときに失望してしまいます。
しかし、その心で十字架を読み解くと光が見えてきます。私が駄目だから十字架があります。私が良い者であったら十字架はいりません。イエスの十字架の愛は、私のこのような心に光を照らすのです。あなたが失敗をしても受け止めてくださるお方がいます。あなたが倒れても抱き起こしてくださるお方がいるのです。人が何と言おうとあなたには素晴らしい価値があります。十字架の愛に目をとめてください。それではまた御機嫌よう。