お元気にお過ごしですか。いずみ教会の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
聖書に、「だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である」(マタイ6:34)。こういう御言葉があります。
私達の心の安定は、結局今この時をどのような心で生きるか、それに掛っています。昨日起こったことは既に終わっていますし、明日起こることは、まだ体験していないのです。結局は、私達が生きているのは、今この時だけなんです。
しかし、私達は過去起こってしまったことに捉われ、明日起こるかもしれないことを心配しているのです。余震が多かった頃、地震酔いで耳鼻咽喉科に駆け込む人が沢山いたそうです。体が何時も揺れている感じがしてとまらなくなり、更には、何時また地震が来るか分からない。そのことが心配で精神安定剤を服用する人も増えたと言われているます。
しかし、私達は未来を変えることはできないし、過ぎてしまったことを変えることもできないのです。結局私達は今を生きるしかありません。そして、今を生きる積み重ね、それが明日なのです。ある本で、ジョン・レノンの言葉を読みました。「人生は、僕らがほかの計画を練っている間に過ぎて行くんだよ」。
今の人生は、明日来る本番の練習ではありません。ましてや稽古でもありません。人生はいつも今が本番なのです。過ぎた事も、明日起こってくることも、私達は決してコントロールできないんです。でも、そんなあなたと神様はいつも一緒にいて下さいます。そして、神様はあなたの人生を最善にいつも導いて下さるのです。
あなたの人生を支え、守り、導いて下さいます。どうぞ、あなたもこの神様を信じて、今をご一緒に精一杯生きようではありませんか。それではまた御機嫌よう。