ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
私には20年以上も親しくつきあっている一人のアメリカ人宣教師の友人がいます。私が青森県の三沢と言うところで牧師の働きをし始めたときからのつきあいです。関東に移って、新しい教会を始めたときも共に働きました。とても柔和な先生ですが、私は知り合った頃、一度その先生に怒られたことがあります。教会の伝道のことについて話し合っているときのことです。先生は「どうしてわたしの真剣な話を笑って聞いているのか」と怒り出したのです。実はそのとき、私は深刻な話しを穏やかに話し合えるようにと努力して、わざとほほえんでいたのです。どうやら二人の間にはコミュニケーションについての日米の文化の違いもあったようです。とにかく、このことを通じて私たちはお互いの違いを知り、そのために理解し合うことが大切であることを学びました。
私たちと神様とのコミニュケーションにもこのようなところがあります。「神様はどうしてこのようなことをするのか」と私たちは分からないことがたくさんあります。だからこそ、私たちは神様を理解する必要があるのです。このような疑問にぶつかるたびに聖書の神様の言葉に耳を傾けるなら、私たちは今まで以上に神様を理解することできます。そして神様とのコミュニケーションも深まるのです。
聖書の言葉
「わたしは主をたたえます。/主はわたしの思いを励まし/わたしの心を夜ごと諭してくださいます。」詩編16章7節です。