いかがお過ごしですか。稲毛海岸教会の山浦裕子です。
皆さんは子どもの頃の夢を覚えていらっしゃるでしょうか。幼稚園の先生になりたい、サッカー選手になりたい、お菓子屋さんになりたいなど、私たちはいろいろな夢を描いてきました。好きなことや得意なことができて自分の世界が広がるのに伴い、私たちの夢や希望も広がっていきます。
ところが、失敗や挫折といった現実の波にもまれていくとき、時として、夢だけではなく私たち自身の価値さえも否定されたような失望に捕らわれることがあります。たとえ堅実に生きてきたとしても、そのような苦境に立たされることは珍しくありません。しかし、神様は、こう約束してくださっています。旧約聖書エレミヤ書29章11節のみ言葉です。
「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」
私たちを愛していてくださる神様は、私たちを傷つけるためのご計画はなさらないと言われます。深い愛を持って、私たちのためのご計画を立ててくださっているのです。
私たちの思い通りではないとき、願った通りではないとき、そのようなときもなお、神様の思慮深い計画の中で守られているところに私たちの希望があります。今週はご一緒に、神様が私たちの人生を守り導いてくださることについて思い巡らしましょう。