ごきげんいかがですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
イエス・キリストの使徒パウロはコリントの信徒への手紙二 第5章で次のように語っています。「キリストに代わってお願いします。神と和解させていただきなさい。罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです」(20節b〜21節)。
パウロは「神と和解させていただきなさい」と呼びかけています。このパウロの言葉を聞くと驚かれる方もおられるかも知れません。なぜなら、このパウロの言葉は神様と私たち人間とが敵対関係にあることを前提としているからです。神様と私たち人間との関係を台無しにしてしまったもの、それは私たち人間の罪です。私たち人間は罪をもって生まれてきます。そして日々神様に背いて罪を犯しているのです。それゆえ、私たちは神様から遠く離れて生きているのです。けれども、神様は罪人である私たちと和解するために神の御子イエス・キリストをこの地上に遣わしてくださいました。
イエス・キリストは罪のないお方でありながら、私たちの罪を担い、十字架の死を死んでくださいました。それゆえ、イエス・キリストを信じる者はだれでも、神様の御前に正しい者とされ、神様を礼拝して生きる者としていただけるのです。どうぞあなたもイエス・キリストを信じて、神の和解を受け入れてください。