ごきげんいかがですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
新約聖書のマルコによる福音書第10章に、イエス様が子供たちを祝福されたお話しが記されています。そこでイエス様は「はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない」と言われました。
私たちは子供が親を信頼して素直に受け入れるように、神の国を受け入れることが求められているのです。けれどもはたしてそのようなことが私たちにできるのでしょうか。イエス様はヨハネによる福音書の第3章で年老いたニコデモにこうおっしゃいました。「はっきり言っておく。人は、新たに生れなければ、神の国を見ることはできない」。「新たに生まれる」とは「上から生まれる」ということです。イエス様は「人は上から生れなければ神の国を見ることはできない」と言われたのです。
では上から生まれるとはどのようなことを言うのでしょうか?それは神の霊によって生まれるということです。私たちは誰でも母親から生まれてきますが、神の国に入るためには上から、神の霊によって生れなければならないのです。私たちは神の霊によって上から生まれることにより、神様を父として信頼する心が与えられます。そのようにして神様はあなたを神の国に入れてくださるのです。
今朝の御言葉。
はっきり言っておく。だれでも水と霊とによって生れなければ、神の国に入ることはできない。 ヨハネによる福音書第3章5節。