ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
教会の一人の青年が婚約をしました。1年ほどのお付き合いの後に婚約し、半年ほどで結婚します。私は、天国の生活と地上の生活の関係は結婚と婚約期間みたいな面があると思っています。天国に行ったら愛するイエス様と顔と顔とを合わせて出会い、いつも一緒にいることになります。そういう幸いな生活になります。地上にいる今は、そのときを夢みながらその準備をするようにして過ごすわけです。
地上にいる今はイエス様と完全に一緒というわけではありません。イエス様は目に見えませんし、直接その声を聞くことも、今はできません。正直言って、イエス様のことを忘れてしまう時もあります。罪を犯してしまうこともあります。ある程度の距離があることは確かです。けれども、やがて天国で一緒になる言わば予告篇のようにして、地上でイエス様と一緒に生きる生活を楽しむのです。そういう中で、天国に行ったときにも恥ずかしくないように、地上での生活をイエス様に喜ばれるように整えていくのです。地上でイエス様を信じながら、イエス様と一緒に歩む生活が確かになればなるほど、天国のすばらしさも確かになっていくことでしょう。
キリスト教の信仰生活というのは、何か戒律を守りながら歩むとか修業を積むとか、そういうことよりもイエス様と共に生きるということなのです。聖書やお祈りを通して、イエス様と出会い、対話をしながら歩む歩みなのです。その歩みを共に歩もうではありませんか。
※リスナーの集いについて、音声放送では、416号室・午後1時〜4時とご案内しておりますが、東日本大震災の影響により901号室・午後1時〜3時に変更となりました。何とぞご了承ください。