あさのことば 2011年2月11日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

千ヶ崎 基(草加松原教会牧師)

千ヶ崎 基(草加松原教会牧師)

メッセージ: 偽善に気をつける

 いかがお過ごしでしょうか。草加松原教会の千ヶ崎基です。
 今日も神様の御言葉に耳を傾けていきましょう。

 ルカによる福音書12章1節に「偽善」という言葉が出てきます。この「偽善」という語は、役者が演技をするという意味の語から来ています。役者は、自分の本来の姿とは全く異なる別の人物を演じます。役者によって演じられたその姿は、役者本来の姿ではありません。自分が持っていない、自分の本来の姿ではない、言ってしまえば偽りの姿です。

 相手に対して本来の姿を見せない、自分が信じていると告白している神様に対して恐れがない。そういう生き方が「偽善」です。本来の人間関係、本来の神様との関係において、つまり、私たちの生活の全領域において、自分の姿を偽る仕方、自分を隠す姿。これが問題です。

 いつでも御言葉に生かされ、自分をごまかさず、本心で人とつき合うその人は、必ず、周りのある人々から、「信仰って素晴らしい」、「神様って素晴らしい」と思われます。もし、人間関係において自分の欠点や弱さが現れてしまったり、間違いを起こしてしまったとしても、御言葉に立ち返り、聖書の勧めに生きようとし、神の御前にへりくだるならば必ず立ち直ることが出来ます。
 そして、魅力ある者として更に整えられ、人々を引きつけるのです。イエス様は、「御言葉に対して、信仰に対して、偽ることがないように」と私たちを日々励まして下さるのです。

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