いかがお過ごしでしょうか。草加松原教会の千ヶ崎基です。
今日も神様の御言葉に耳を傾けていきましょう。
昨日、イエス様に従って生きていく決心をしたペトロのことを見ましたが、彼の大きな失敗談がマタイ26章69節以下に出てきます。イエス様が、人々の罪の身代わりとなって十字架で死なれるために捕えられてしまった時、ペトロは気になって後をついて行きます。
そこで、彼を見た人から「あなたも、あのイエスといっしょにいましたね」と質問されます。ペトロは怖くなって、「いや、私はそんな人知らない」と3度もイエス様を否定しました。その時、鶏が鳴き、彼は外に出て激しく泣き出したというのです。
なぜ、外に出て激しく泣いたかというと、以前イエス様が、「鶏が鳴く前に三度、あなたは、わたしを知らないと言います」と言われた言葉を思い出したからです。イエス様は、この出来事を予め語っておられました。神の御子であるイエス様だからこそ出来たことであり、同時にそれは、罪を犯してしまうペトロのことをイエス様が良くご存知であったということでもあります。
私たちは、罪に陥っていたと気付いた時に、あきらめる必要はありません。御言葉を思い出させることが出来るイエス様が、罪を犯してしまう私たちのために祈って下さっています。心に罪の意識を感じた時は、素直に悔い改めて、イエス様の下に立ち返りましょう。私たちを救って下さる御方が、他でもない、神の御子、救い主であるイエス様なのですから。