お元気にお過ごしですか。いずみ教会の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
「あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする」(ヨハネ8:32)。
これは有名な聖書の御言葉ですが、作家の曽野綾子さんを変えられた御言葉であり、国立国会図書館にも飾られている御言葉です。
アブラハム・リンカーンによって、300万人の奴隷解放宣言が行われました。それによれば、ある定めの日を期して奴隷達の鎖は解けて自由な身になるという内容であり、それは木と言わず垣根と言わず、北軍が進軍する至る所に張り付けられて行きました。
それを読むことができなかった奴隷たちは字を読める人たちがそれを読んで聞かせて、多くの奴隷に知らせていったのです。そして奴隷の多くは信じました。そして、多くの奴隷たちに本当の自由が与えられていきました。
しかし、ある人は信じられなくてあいも変わらず古い主人の前から動こうとはしませんでした。主人に、「そんなバカなことがある訳ないだろう。お前はそんな馬鹿な考えを捨てて、俺のもとで仕えていればいいんだ」。こう言われると、リンカーンの布告を疑って、自由の世界に背を向けて、自分が仕えている農場にすごすごと戻って行ったのでありました。
福音はあなたに罪からの解放と神と共なる永遠の命を語ります。あなたがそれを信じれば、周りの人が何と言おうとあなたは罪から解放され、永遠の命の中に入れられていくのです。その事実は周りの状況に全く関係ありません。イエス・キリストを信じれば、あなたも自由なのです。どうぞ、新しい年、あなたもキリストを信じて真の自由を得てください。それではまた、御機嫌よう。