お元気にお過ごしですか。いずみ会牧師の小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
自由気ままに生きていたある一人の貴族がおりました。臨終の際に傍らに付き添っていた牧師を見ると、弱々しい声で言いました。
「あなたは随分長い間、私の家に出入りしていましたね。しかし唯の一度も、私に向かって『悔い改めよ』と忠告をなさいませんでした」
牧師は応えました。「ええ、あなたがあまりにも親切にして下さるので、あなたの気に触るようなことは言いかねていたのです」
すると、老貴族は深いため息をついて、「さても不忠実な僕よ…」
このように言い残して死んでいったのでありました。
多くの人々を救いに導くのは唯一つ、イエス・キリストの福音、ただそれだけです。このイエス・キリスト福音だけが人々を救いに導いて行くのです。聖書は語ります。
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。御子を信じる者は裁かれない。信じない者は既に裁かれている。神の独り子の名を信じていないからである」(ヨハネ3:16-18)
あなたもイエス・キリストを信じて、永遠の命を得て下さい。あなたの罪は赦され、あなたは豊かな恵みの中を歩んでいくことができます。新しい年、どうぞこのキリストの福音を信じて歩んでください。それではまた、御機嫌よう。