お元気にお過ごしですか。私は今週一週間この番組を担当させて頂きます、横浜市旭区にあります、いずみ教会の小堀 昇と申します。どうぞ宜しくお願い致します。
私は、昔、沖縄県で伝道していた事がありました。ある時のことでした。小さな船で離島に出かけることになりました。ところがその日は生憎の悪天候で、船は港を出て暫くして木の葉のように揺れ出し、波の間を漂い、私は生きた心地がしませんでした。そしてほどなくして目的の島に着いた時に私は本当にホッとした事を覚えています。
同じように、私達の人生も時として大嵐がやって来て、まるで風に舞う木の葉のように、波間に舞う一本の木のように揺さぶられてしまう、そんな時があります。そんなとき、私達はどうしても目に見えるものに解決を頼ろうとします。自分の力で何とかしようとするのです。しかし、私達は明日何が起るか分からない、そんな存在です。人生の大嵐のときに自分に頼ったとしても、本当の意味での解決は与えられないのです。
しかし、私達の人生の船に神が乗り込んで私達を罪と死から救い出してくださり、いつもご一緒してくださり、全知全能の知恵と万能の御力で、しかも私たちを愛してくださり私達の人生を導いて下さったとしたらどうでしょうか。聖書はこのように語ります。
「そこで、彼らはイエスを舟に迎え入れようとした。すると間もなく、舟は目指す地に着いた」(ヨハネ6:21)
このように御言葉は語ります。今年も、あなたの人生の船にイエス・キリストを迎え入れて歩んで行きましょう。そうすれば真の平安が与えられます。それではまた、御機嫌よう。