ご機嫌いかがですか。高島平キリスト教会の豊川修司です。
人が豊かに生きていると実感するのは、会話が充実しているときではないでしょうか。親と子の会話、夫婦の会話、自分と親との会話、そして、友人との会話など、話が弾んだ時「何と人間は素晴らしいものだろう」と思うに違いありません。これはお互いが認め合っているからです。
聖書は、フィリピ信徒の手紙2章3節で「何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。」と語っています。豊かな会話とは、自分のことよりも相手の心に耳を傾け、相手の方を理解することですね。
でも、時には一方的に自分のことだけを話し、相手に話す機会を与えない光景をしばしば見受けます。これは自己中心であり、会話は不良消化になってしまいます。
日常の夫婦の会話、親と子の会話の中で、是非、相手の心にそって会話をしてみませんか。あなたはきっと、「平和だなー」と実感するでしょう。これが聖書の教える豊かな会話の秘訣です。さあ、今日から実践してみましょう。