寒い季節になってまいりました。いかがお過ごしですか。千葉県にある新浦安教会の芦田高之です。
私はキリスト教会の牧師です。教会では、3月11日以降、いつも地震や津波、原子力発電所の事故で苦しんでおられる方々のためにお祈りをさせて頂いています。まだお顔を見たこともない多くの皆様方のことを思いつつ、お祈りをさせて頂いています。どう祈ったらいいか分からないけど…という時も、それでも、天の父なる神様に向かって、今、苦しみのただ中にある方々を思いつつ、祈っています。
先日、教会のみんなでお祈りをした後、皆で讃美歌を歌いました。その讃美歌の中にこんな歌詞があるのです。特にその歌詞を歌う時、悲しみ苦しみのただ中にある皆さまのことを思いつつ歌いました。
こういう歌詞です。
「歌え、主にむかい、心の限りに、全地に向かい歌え、ハレルヤ。
『起きよ、わが子ら』と、主は 呼びたもう。
主は、悲しみをも喜びに変える。
歌え、主にむかい、心の限りに、全地に向かい歌え、ハレルヤ。」
天地の主、生ける全能の神は、私たちの悲しみをも喜びに変える実力を持ったお方です。主が、悲しみを喜びに変えてくださいますように。主が、涙を喜びの笑いに変えてくださいますようにと、教会では、いつもお祈りしています。