おはようございます。高知教会の松本です。
地球は何の動力も無いのに留まることなく太陽の周りを回って行きます。遠心力や引力の話だけでは説明できないとは思いませんか。
物は上から下へ落ちていきます。それは地球の引力によると言われています。今、太陽の周りを地球も含めて多くの惑星が回っています。宇宙空間にあって落ちることも無く、整然としてです。この重い地球が宇宙に浮かんでいるところを想像してみてください。ずいぶん不思議に思われるでしょう。地球が3.5度ぐらい傾いて自転しながら太陽の周りを回ることによって、昼と夜ができ、季節ができます。よくできていますね。
ところで地球がこの宇宙空間に浮かんでいられることについて考えたり、教えられたりしたことはありますか。納得いく説明は得られたでしょうか。宗教的束縛から離れ、人は自由に物事を考えられるようになったと言いますが、それが手放しで良かったと言えるかどうか、考えてみる必要もあります。
私たちは神様こそ全知全能の方であると認め、従わなくては真の知恵に至ることはできないと思います。今も実際にこの世界全体、もちろん宇宙も全て、創造の業をもって維持し、運行し、支配しておられるのは神様です。
「初めに神は天地を創造された」。これは聖書の一番最初の言葉です。人はどうにかして自分の知恵や自分たちの知恵によって物事を解決したり、理解したりしようとして来ました。科学的にという名のもとに、極力、神様を避けながらですが。あたかも神様を離れて考えることが正しいという錯覚をするようになりました。
人間の知恵には限りがあります。この地球や宇宙がどのようにしてできたか、はっきり答えられる科学者はどこにもいないと思います。しかし、聖書ははっきりそのことを示しています。
世界は神様によって創られたのです。聖書にありますが、人間は神様のような知恵を欲してサタンの誘惑に負けたときから自分の力に頼ろうとしてきました。人間の知恵だけでは正しい判断はできません。神様との信頼関係をなくしたとき、人間の知性は暗くなり、あらぬ方向へ走り出してしまったのです。私たち人間、そして水や土や岩も全て神様の手によらないものはありません。神様の力によらないものは何一つないのです。今も人は生まれ育ち、植物も芽を出し、成長します。神様による創造の業、支配が続いているのです。
私たちは神様の法則、力のもとにあって生かされていることは間違いないことです。今こそ人は原点に立ち帰り、考えるべきではないでしょうか。神様の導きをお祈りいたします。