風間義信（江古田教会牧師）

メッセージ： インマヌエル

　いかがお過ごしでしょうか。江古田教会の風間義信です。

　クリスマスの出来事、それは、おとめマリアが聖霊によって身ごもり、イエスと名付けられることになる男の子を産んだということです。このクリスマスに生まれたイエス･キリストは、「インマヌエル、神は我々と共におられる」と呼ばれました。それは文字通り、このイエスという男の子によって神が私たちと共にいてくださるからです。

　人が偉くなって神になるなどということはありません。ですから、もし、神が我々と共にいるためには、神が人にならないといけません。実は、これこそがクリスマスに起こったことでした。
そして、このことによって、神とはどういうお方であるのか、何をなさり、どういうことをお考えになるかなどをイエス･キリストによって知ることになったのです。よく「神がいるなら見せてみろ」などということが言われます。確かに、神は目に見えない方で私たちには見ることは出来ません。けれども、イエス･キリストを知ることによって神を知る、神を見ることになるのです。

　今年もクリスマスを祝うということは、この神が共におられることを喜ぶということです。私たちを慰め、励まし、支えてくださる方が共にいてくださる、だから私たちは孤独ではありません。クリスマスを迎える中、決して私は孤独ではないということをイエス･キリストの誕生に見てまいりましょう。

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