お変わりないでしょうか。川越教会の木村香です。
聖書にこう書かれています。
「あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です」(1コリント12:27)。
文字どおりの体のことを言っているのではありません。わたしたちはイエス・キリストという大きな命に連なっている部分なのだということです。イエス様に連なる家族、と言うふうに考えれば分かり易いのではないでしょうか。家族というものは一つに連なっている共同体、愛の交わりです。わたしはこどもの頃、家族が多くて8人で暮らしていたことがあります。狭い家で窮屈だったのですが、それだけに誰か食事の時にいなかったりするととても寂しい思いがしたものです。みんないないとダメなのです。どこのお家でもそうではないでしょうか。そして、一番大事にされるのは赤ちゃんとお年寄りです。神の家、イエス家(け)でもそうなのです。はいはいしている赤ちゃんのようなわたしでも大事にしてもらえるのです。いないとダメだと言ってもらえるのです。
神の家とは、実は教会のことです。教会の主(あるじ)というかご主人様はイエス様です。イエス様が御自分の体の一部のようにわたしたちに気を配って下さるのです。実際教会では、教会員のことを兄弟姉妹と呼びます。イエス様のもとにある神様の家族だから、本当の意味での家族だからです。ここには愛があります。一致があります。そして、イエス・キリストは命そのもののお方ですから、イエス様に連なるものには命があります。ここには、神さまとの交わりがありますから、安らぎがあります。平安があります。傷ついた心を癒していただくことができます。