あさのことば 2010年12月6日(月)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

杉山美智子(横浜教会会員)

杉山美智子(横浜教会会員)

メッセージ: 幼子のように

 お元気ですか。横浜教会の杉山美智子です。
 最初に聖書の御言葉をお読みします。

 「子どものように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない」マルコによる福音書10章15節。

 今年も12月を迎えました。幸せ一杯の家族がある一方、自分を見失いそうになった人もいたと思います。この頃、子育てに疲れたニュースが絶えません。子どもは親を信じて生きていくしかない存在です。でも、その尊い命が奪われています。親子で多くのストレスを抱えているところに笑顔が欲しいです。

 私は沢山の幼子と共に泣いたり笑ったりしながら、この時期に命の大切さと、良いこと悪いことを見分けられる心を育みたいと願ってきました。子どもたちが人とどう関わって生きて行くのか、肌で感じ合い養われることが必要です。
 ある朝、男の子が「あの空はどうして青いのでしょう。あの雲はどうして白いのでしょう。この鳥はどうして飛べるのでしょう。この花はどうして咲いたのでしょう。それは…神さまによって造られた」と歌いながら、「おはよう」とやってきました。笑顔で交わす目と目は心の中まで見えるように、神さまの愛が注がれています。尊く気高いものは必ず心の片隅に宿されていきます。私たちも子どものように素直な心で信頼し、信じることが出来ますように。

 最後にマザー・テレサの言葉をお贈りいたしましょう。
 「子どもは神さまのお造りになったもの、この世への、国への、家族への神さまから一番美しい贈り物です」。

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