いかがお過ごしでしょうか。東京教会の今井献です。
新約聖書の使徒言行録は、教会の誕生とその働きが記されています。その1章3節に「イエスは苦難を受けた後、御自分が生きていることを、数多くの証拠をもって使徒たちに示し、四十日にわたって彼らに現れ、神の国について話された」と記されています。
ここには、イエスが復活したというだけでなく、40日にわたって神の国について教えたと書かれています。復活したキリストが一回現れたというのではありません。40日にわたって現れたというのですから、何度も現れました。何のためかというと、神の国について教えるためであったと書いてあります。40日かけて教えた内容は何なのか、知りたい方はぜひ聖書を読んでください。
わかりやすく言えば、新約聖書は、復活したイエスが40日にわたって教えた内容を記したものです。聖書は、ただイエスの生涯と教えが記されているというのではなく、復活という出来事が起った後に、イエス・キリストとその救いは何であったかを解説したものです。それゆえ、復活したキリストと、このキリストによって与えられる救いの意味がいろいろな角度から教えられています。
聖書が書かれた目的は「イエスは神の子救い主(メシア)であると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるため」(ヨハネ20:31)です。それゆえ、聖書を読んで、その教えを受け入れる者には、命が与えられます。
どうか聖書を読み、復活したキリストが教えたことを知り、まことの命にあずかってください。