お元気にお過ごしですか。私は今週一週間、この番組を担当させていただきます、横浜市旭区にあります、いずみ教会の小堀昇と申します。どうぞよろしくい願いいたします。
さて、スコットランドの教会で、一人の女性がイエス様を信じました。彼女は貧しい山村での生活が嫌になって、母親をひとり残して家出をした人でした。回心した彼女は「お母さんのところに帰って、自分が悪かったことをお詫びしよう、そしてイエス様を信じたことを話そう」と決心しました。
夜中に家には、小さな灯りが一つ見えました。何とノックしても返事がありません。静かに家の中に入っていくと、懐かしいお母さんが眠っていました。彼女は、おそるおそる「おかあさん」と呼んで見ました。母親はハッと飛び起きて、娘を見るや涙をぬぐいながら「よく帰ってきたね」。優しく迎えてくれました。
「おかあさん、寂しい山の中でしかも真夜中だというのに、なんで戸締りをしなかったんですか」。尋ねると、母親は愛する娘を胸に抱きしめながら言いました。「いいえ、今日だけじゃないんですよ。お前が家出をしたその日から、今日まで9年間、一回も戸締りをしたことはありませんでしたよ。いつだってお前が帰ってくることが出来るようになるためにね。」お母さんは言ったそうです。
神様は強制的にあなたを回心させようとはなさいません。あなたが自分で神の方に来るのを待っておられるのです。あなたも、今日、神様の懐に飛び込んで見ませんか。きっと新しい人生があなたもそこから始まっていくのです。神様の祝福をお祈りしています。
それではまたごきげんよう。