いかがお過ごしでしょうか。江古田教会の風間義信です。
キリスト教最大の伝道者といわれるパウロは、使徒言行録20章24節で次のように言っています。
「自分の決められた道を走りとおし、また、主イエスからいただいた、神の恵みの福音を力強く証しするという任務を果たすことができさえすれば、この命すら決して惜しいとは思いません」。
この言葉は何も自分の命を粗末に扱おうとしているのではありません。むしろ逆でして、この与えられた命を精一杯使いたいということです。そして何のためになのかといえば、「主イエスからいただいた、神の恵みの福音を力強く証しするという任務を果たす」ということです。
「神の恵みの福音」とは聖書の言葉です。これを精一杯伝えるという思いを与えられた人々によって聖書の言葉が伝えられてきました。それはこの神の言葉こそ、あなたを生かすのになくてはならないものだとの確信があるからです。なぜなら、「神の口から出る一つ一つの言葉で生きる(マタイ4:4)」からです。
でもそれは人の思いから出たのではありません。その熱心は神ご自身の愛から出ているものなのです。この番組もまた、あなたがどれほど神に愛されておられるかを是非知ってほしいと願い、「神の口から出る一つ一つ」を伝えています。それらがあなたの心にしっかりと届きますよう、祈っています。