いかがおすごしですか。三川栄二です。
今週は、聖書が教える神さまとは、どのような神さまかを考えていただいています。わたしたちと共にいて、苦しみをも共にしてくださる神は、わたしたちの手を取って、一歩一歩導いてくださる神です。このように神がわたしたちの手を取ってくださっていても、わたしたちは途中で倒れてしまったり、うずくまってしまうことがあります。そんなわたしたちを、神は助け起こし、立たせてくださると言うのです。
「主は倒れようとする人をひとりひとり支え、うずくまっている人を起こしてくださいます」(詩編145:14)。
神がわたしたちの手を取って、導いてくださるとしても、それでもわたしたちは倒れ伏してしまうことがあるでしょう。問題があまりにも大きすぎてつまずき、その場に倒れてしまうことがあります。悲しみや悩みがあまりにも大きすぎて、乗り越えられず、その場にうずくまってしまうこともあります。しかしそのようなわたしたちの手をがっちりと掴んでいてくださる神は、その手をしっかりと握り締めながら、助け起こしてくださり、再び立つことができるようにしてくださるのです。
「主は人の一歩一歩を定め、御旨にかなう道を備えてくださる。人は倒れても、打ち捨てられるのではない。主がその手をとらえていてくださる」(詩編37:23−24)とも約束されます。たとえ倒れても、また助け起こしてくださる神の手に握り締められています。その神の手に支えられて、今日を始めていきましょう。