いかがおすごしですか。三川栄二です。
今週は、聖書が教える神さまとは、どのような神さまかを考えていただいています。聖書が教えるまことの神、それはわたしたちと共にいてくださる神ですが、その神はわたしたちと苦しみをも共にしてくださる神なのです。
神はこう約束されました。
「彼らの苦難を常にご自分の苦難とし、…御使いによって彼らを救い、愛と憐れみをもって…、昔から常に彼らを負い、担ってくださった」(イザヤ書63:9)。
つまりわたしたちの苦しみをも共にしてくださり、そこで共に苦しんでくださる神だというのです。神はただ単に共にいてくださるというだけではありません。一緒だけれども、そこでぼうっと突っ立っているというのではなくて、わたしたちを助け、守り、支えてくださるために、共にいてくださるのです。そしてわたしたちの苦しみをご自分の苦しみとして、わたしたちと共に苦しんでくださる神なのです。
今日、あなたが苦しむとき、それはあなた一人の苦しみではない。それを共に苦しんでくださる神がいてくださいます。今日、あなたが悩むとき、それはあなただけが悩む悩みではない。神が共に悩んでくださいます。そして悩むあなたを支えてくださるのです。
高い天から苦しむあなたを見下ろす神ではなくて、苦しみのただ中にまで降りて来てくださり、苦しむあなたと共にいてくださる神なのです。苦しみをも共にしてくださる神が、共にいてくださることを信じて、今日を始めていきましょう。