いかがお過ごしでいらっしゃいますか。せんげん台教会の浅野正紀です。
私たちは毎日食事をし、雨風をしのげる家に住み、服を着て生活をしています。ですからともすると、毎日必要なものが与えられて生活することがあたりまえであると思ってしまうかもしれません。
イエス・キリストは、弟子たちにこう祈るように教えられました。「わたしたちに必要な糧を今日与えてください」。
「必要な糧」とは、「必要なパン」ということであり、生きていくために必要な食べ物のことです。イエス・キリストは、「必要な食べ物を今日与えてください」と祈るように弟子たちに教えられたということです。このことは、私たちに毎日必要なものが与えられているのは、決してあたりまえなことではないということを教えてくれます。
私たちに今日必要な食べ物を与えてくれるのは、他でもない神様です。私たちがあたりまえであると思っている毎日の食事、雨風をしのげる家、着ている服、実はどれもすべて神様が私たちに与えてくれたものなのです。神様が私たちに必要なものをご存じであるからこそ、私たちは、毎日の必要が満たされて生きていくことができます。
これらの必要なものが今日与えられていることを感謝しつつ、ぜひ、毎日祈りましょう。「わたしたちに必要な糧を今日与えてください」。