ご機嫌いかがですか。高島平キリスト教会の豊川修司です。
さて、雪といえば、旧約聖書、詩編51編9節を思い起こします。この中で作者ダビデ王は「ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください。わたしが清くなるように。わたしを洗ってください。雪よりも白くなるように。」と歌っています。
歌の背景は、ダビデ王が自分の部下の妻を奪い、犯罪を隠すために部下を最前線に送り出して戦死させました。この結果、彼は自分の愛する幼児を失い、また愛する息子が父に背いて戦いをするという悲惨な人生を送ったのです。この事件はダビデ王の人生で最大の罪です。
ダビデ王は、自分の行なった罪を後悔して、神様に赦しを願いました。罪で汚れた心を、あたかも服のほこりを落すように振り払ってください。そして、犯した罪ある心を雪のように白く清くしてくださいと、赦しと悔改めの祈りをしたのです。
私たちもダビデと同じ罪を持っています。それは隣人に対して犯してしまう罪です。家庭の中で、職場で、近所で、毎日の生活の中で犯してしまう罪です。ダビデが告白したように、「雪のように白くしてください」と祈ることが大切です。そうすれば、あなたは罪から遠ざかり、愛を行なう人へと変えられるはずです。悔改めこそ、日々を豊かに生きる基本です。