ご機嫌いかがですか。高島平キリスト教会の豊川修司です。
人は人間の営みの中で生きています。独りで生きているならば問題は起きないでしょう。でも実際は家庭・仕事・学校などあらゆる場で人とのかかわりの中で生きています。その中で起きるのが衝突です。意見の食い違いや考え方の違いがある以上に、自己中心的な主張や身勝手などは、お互いの間に気まずい思いを起します。人間はこのような性質を持っています。
聖書は信仰の書物であると同時に、平和に賢く生きるコツをも教えます。新約聖書フィリピの信徒への手紙2章3節、4節に次の言葉があります。
「へりくだって、互いに相手を自分より優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。」
自分のことだけを一生懸命話して、相手の言うことを聞かない光景をよくみかけます。
大切なことは、自分よりも相手のことを考えることです。そうすれば衝突は少なくなり、お互いが高められます。この生き方こそキリストの生き方です。キリストは神でありながら、ご自分を神と思わないで、人間の身分になって、わたしたちの罪のために十字架にかかってくださいました。徹底的に人のために生きた方です。キリスト倣って生きたいですね。