お元気にお過ごしですか。いずみ教会の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
聖書に登場してまいりますペトロはとても腕の良い漁師でした。彼はガリラヤ湖のことなら何でも知っていました。どこに、どのような状況で網を下ろせば魚を沢山取ることができるか知っていたのです。しかし、ある日彼が魚を取りに出かけると、何と一匹も取れないのです。一日中網を降ろしていましたが、それは徒労に終わりました。
ところが、ガリラヤ湖の専門家でもない、イエスがやって来て、「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」(ルカ5:4)。このように言われました。ペトロは、「しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」(ルカ5:5)。このようにキリストの御言葉に従ったのです。するとどうでしょうか。「おびただしい魚がかかり、網が破れそうになった」(ルカ5:6)。御言葉はこのように語ります。
私達の人生も同じです。ペトロのように、失望してしまうことがあります。何をやっても上手くいかないような時もあります。自分の経験や知識によってはどうしようもない時もあるのです。しかし、このような時こそ、神さまの出番です。イエス・キリストが働いてくださる時なのです。自分の力で人生を切り開いていくのではありません。イエスさまに私達の人生に先立ち行き給いて、私達の人生を開いていただくのです。主が成し遂げて下さいます。このイエスさまに委ねていくときにイエスさまが御手をもって私達の人生を祝福へと導いてくださるのです。どうかあなたもこの神さまのみ声に聞き従って祝福の人生を歩んでください。それではまた御機嫌よう。