お元気にお過ごしですか。いずみ教会の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
聖書は、「私たちは神の作品であ」ると言っています(エフェソ2:10 新改訳)。
私たちは「神の作品」です。「作品」という言葉は、ギリシヤ語で、「ポイエーマ」と言います。
「私たちは神の作品である」と言われる時、そこで強調されていることは、私たちが、他の誰でもない、神によって造られたもの、神の「ポイエーマ」であるということです。それほど価値のある者、神が独り子イエス・キリストを十字架にかけるほどに価値を見出して下さっている者、それが神の「ポイエーマ」である私たちです。神の目から見れば、私たちの命の価値とイエス様の命の価値は、5対5、全くの同等なんです。私たちには、それほどの価値があります。
更に「ポイエーマ」は、「芸術作品」とも訳せます。「芸術作品」には作者の思いと愛が最も込められています。私たちは、神のポイエーマ、「芸術作品」でもあるのです。私たちは、神の「芸術作品」ですから、私たちには、それほどの価値があります。この価値に気がつくときに、私たちの人生も変わるのではないでしょうか。自分のあるがままを認めて、前向きに生きることができるようになります。あなたには、それほどの価値があります。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである」(ヨハネ3:16 新改訳)。聖書はこのように語ります。神の「芸術作品」と呼んで下さるこの神様と共に永遠の命の恵みの中を今週も歩んでまいりましょう。それではまた御機嫌よう。