いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
この長い連休、あなたはどのように過ごされたでしょうか。十分に充電された方もおられましょう。連休のお陰でかえって疲れた、という方もいらっしゃるかもしれません。もともと連休なんて取れなかった、という方もおられるかもしれません。どんな連休を過ごされた方にも、主なる神は、こう語りかけておられます。
放蕩の限りを尽くした一人の息子が、惨めに落ちぶれて父親の所に帰ってきた時、父親はこう言ってわが子を迎え入れたというのです。
「父親は、僕たちに言った。『急いでいちばんよい服を持って来て、この子に着せ、手に指輪をはめてやり、足に履物を履かせなさい。それから、肥えた子牛を連れてきて屠りなさい。食べて祝おう。この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったからだ。』そして、祝宴を始めた」と。ルカによる福音書にある、イエス・キリストの有名なたとえ話です。
親に逆らい、好き勝手に生きて、放蕩の限りを尽くして、全くの自業自得で落ちぶれて、誰からも助けてもらえない。自己中心の当然の報いとして、見捨てられて死んで行くしかない。そんな息子を、父親は帰ってきた時大喜びで迎え入れたというのです。
神というお方はそういう方です。私たち自身は、長らく神に逆らい、自分勝手に生きている。でも、神様の所に帰って行こうとしたら、いつでも待っていてくださり、喜んで迎え入れてくださる。その神、主イエス・キリストは今も私たちがその懐に帰って行くのを待っておられます。