いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
美しい新緑の季節です。でも心が落ち込んでいたり、ふさいでいたり、何か悩み事があると、私たちの心はどんなに美しい緑が目の前にあっても、全然喜べないものです。
あなたは今、五月の新緑を喜べていますか? それとも、喜べない状態にありますか? 喜べる人にも、喜べない人にも、主なる神様はこう語りかけていてくださっています。
「まだ幼かったイスラエルをわたしは愛した。エジプトから彼を呼び出し、わが子とした。」そして、彼らを愛し、養い、「身をかがめて食べさせた」と。旧約聖書のホセア書11章にある神の言葉です。
皆さんは、「天地万物をお造りになった全知全能の唯一の神様」という方を思い浮かべたら、どんな御方を思い描かれるでしょうか。強く雄々しい王様の様な、絶対的な力を持つ御方を思い描かれるかもしれませんね。
確かに神様は、そういう御方でもあられます。でも、他方では、お母さんが、小さな子供の面倒をみるように、やさしくお世話をして下さる御方としても、描かれています。小さな子供に、お母さんがご飯を食べさせるとき、お母さんは身をかがめて、子どもの口に食べ物を運んであげますね。神様はそういう御方でもあられるのです。
今、もしあなたが弱っているなら‥、疲れているなら‥、そのままで、神様に助けを呼びかけてもいいのです。神様は身をかがめるようにしてあなたに近づき、あなたを力づけてくださいます。