ごきげんいかがですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
あなたは教会と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。おそらく十字架を空高く掲げた建物を思い浮かべるのではないでしょうか。教会のシンボルは何と言っても十字架です。
では、なぜ教会は十字架を空高く掲げているのでしょうか。それはイエス・キリストが十字架につけられて死に、三日目に甦られたからです。新約聖書のコリントの信徒への手紙一 第15章3節〜4節に次のように記されています。「最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、ケファに現れ、その後十二人に現れたことです」。
そもそも、十字架はローマ帝国の忌まわしい処刑道具でありました。しかし、イエス・キリストが十字架の死から三日目に甦られたがゆえに、十字架は死に対する勝利のシンボルとなったのです。十字架の死から復活されたイエス・キリストは、御自分を信じる者たちに死んでも生きる永遠の命を与えてくださいます。イエス・キリストを信じるならば、あなたも死に勝利する復活の命にあずかることができるのです。