今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
お祈りは、神様に心の中にある気持ちを正直に話すことです。うれしいことも、悲しいことも、不安や願いも、率直に話すことです。ちょうど、幼い子供が、親には素直に何でも話して求めるように、神様は私たちの祈りを親子の会話として聴いてくださいます。
けれども、ここで大切なことがあります。それは、お祈りは何を願っても良いけれど、最終的には、神様の判断に自分が従うということです。私たちの心の中からあふれてくる、いろいろな願いや求めがありますが、そのことに対する神様の判断に従うことが、実は、お祈りのすばらしいところです。自分の考えや願いを聴いてくださった神様が、それをそのまま実現してくださるというのでしたら、私たちが神様を従わせることになります。
本当のお祈りは、私たちが神様の意志に従うことです。神様の判断、神様の考え、神様のご計画こそ、私たちの考えや判断よりも、ずっとすばらしく、しかも、完全です。お祈りは、神様に心の中にある気持ちを正直に話すことです。子供のように、何を願い求めても良いのです。けれども、最終的には、神様の意志、神様のみ心に従うことが、聖書の教えるお祈りです。
今日の聖書の言葉。イエス・キリストの言葉。
「だから、こう祈りなさい。天におられるわたしたちの父よ、御名が崇められますように。御国が来ますように。御心が行われますように、天におけるように地の上にも。」マタイによる福音書6章9節から10節