お元気ですか。横浜中央教会の立石です。
今日はキリスト教会で最も古い信仰告白文と言われます「使徒信条」というものをご紹介しましょう。こういう言葉です。「我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独り子、我らの主イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリアより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天にのぼり、全能の父なる神の右に座したまえり。かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまわん」。このあと教会論が続くのですけども、ここまでにしましょう。
キリストは確かに死んで葬られましたが、その墓は空っぽになりました。復活されたのです。そして弟子たちに40日にわたって現れ、教会を建てる基礎をしっかりと教えて天に上って行かれました。そしてそれで終わりではありません。キリストはもう一度来られます。そのことをキリストの再臨、再び来られること、と呼びます。
キリストは何のために来られるのでしょうか。それは歴史を終わらせ、神の国を完成させるために来られるのです。その時この世のすべての悪は滅ぼされ、キリストを自分の救い主として受け入れる者だけが、キリストと一緒に、新しい神の国に迎え入れられます。
これは御伽噺ではありません。未来に確実に起こることで、クリスチャンは皆このことを信じ、待ち望んでいます。クリスチャンという名前の意味はキリストの所有物という意味です。だから神様の用意してくださる場所に入るのは、クリスチャンとして当然のことなのです。