いかがお過ごしでしょうか。川越教会の木村香です。
さて、神様はどんなお方でしょうか。聖書によれば、神様は聖いお方、全知全能のお方、永遠、不変、無限…のお方など、その御性質やお働きについていろんな説明があります。しかしきょうは、その中で一つのことだけをお話しします。
それは、「神様は霊のお方である」と言うことです。れい、と言うのは魂、霊魂、の霊です。生きていらっしゃるけれど体を持たないお方。幽霊ではありません。体に縛られないということです。体というものは有限で、完全ではありません。変化します。弱ることがあります。ここにいればあちらには同時にいられない。体を持つものが何かを作ると、どうしても作られたものの外側にいることになります。
世界よりも大きなお方である霊の神様は、ま、大きなお方といっても体をお持ちではないのですから寸法のことではありません。存在の中身、あるいは力です。神様は完全であって弱さがない。変化しない。ここにも、あちらにもいて下さる。わたしと共に、あなたと共にいつも一緒にいて下さるお方です。
霊であるということはごく狭い意味ですけれど、わたしたち人間と共通するところがあるということです。わたしたちは自分で考え、意志を持ち、計画し、実行し、話しをします。そのように、つまり、人格、心を神様は持っていらっしゃいます。神様ですから「人格」と言うのは変かも知れませんが、適当な言葉がありません。
人格をお持ちですから、わたしたちと交わって下さいます。人格をお持ちだから、愛を持っていらっしゃいます。愛されるお方。わたしたちを愛して下さる、そういう神様です。 このお話は続きます。また明日。