いかがお過ごしですか。ラジオ牧師の山下正雄です。
「道路」と言う言葉は、あまりにも即物的すぎて、それ以上のイメージが膨らみません。しかし、「道」という言葉になると、いろいろなイメージが浮かんできます。田舎道や山道、石がゴロゴロした道から平坦で真っ直ぐな道まで、様々な道を思い浮かべます。
「道」という言葉は、文字通りの意味ばかりではなく、比ゆ的な意味でも使われます。それほど含蓄に富んだ言葉です。
イエス・キリストはご自分についてこうおっしゃいました。
「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない」
これが「わたしは道路である」と言ったのでは、まったくイメージが損なわれてしまいます。
イエス・キリストは父なる神のもとへと人を至らせる道なのです。そこを通って初めて神と真実に出会うことが出来るとおっしゃいます。
たくさんの情報に翻弄されて、何が真理で、何が真実なのかが見えなくなったとき、道であるイエス・キリストのもとに是非来てください。必ずまことの命へとわたしたちを導いてくださいます。
きょうのみ言葉…「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない」
ヨハネによる福音書14章6節