お元気にお過ごしですか。いずみ教会の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
日本には、八百万の神々が存在します。日本人は何でも神様にしてしまう民族です。例えば、学問の神様と言えば、太宰府天満宮に祭られている菅原の道真。泥棒の神様と言えば、清水の次郎長。経営の神様と言えば、松下幸之助。打撃の神様と言えば、元巨人軍の川上哲治。サッカーの神様と言えば、ブラジルのペレ。「お客様は神様でございます。」と言ったのは、三波春雄といった具合です。
しかし、真理とは排他性をもち、一つ以外の答えを許さないものであるとするならば、人生に於ける真理も一つであり、神も唯お一人でなければなりません。聖書は、「聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい」(申命記6:4-5)。このように語り、真の神は、天地の造り主である、真の神お一人であると教えているのです。
更に、人間が作った神を、「もろもろの民が恐れるものは空しいもの、森から切り出された木片、木工がのみを振るって造ったもの。金銀で飾られ、留め金をもって固定され、身動きもしない(エレミヤ10:3-5)。このように皮肉っているのです。
信仰とは信じる心が大事なのではなくて、信仰と言うのは何を信じるのかが問われて来るのです。人生は一度しかありません。真理なる神様を信じていこうではありませんか。そして力強い人生をご一緒に歩んでいこうではありませんか。神は聖書の神、天地の造り主、真の神、ただ一人しかおられないのです。