あさのことば 2010年1月15日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

芦田高之(新浦安教会牧師)

芦田高之(新浦安教会牧師)

メッセージ: 何故、男と女に?

 いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
 今週は、「男と女」「男性と女性」のお話しをしています。

 聖書は、神が人間をお造りになった時の次第をこう伝えています。
 「神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。」

 なぜ、男という人間と女という人間を神さまはお造りになったのでしょうか。そのことの意味を聖書はこう伝えています。
 「主なる神は言われた。『人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう』・・・。」こう神さまはおっしゃって、男という人間に女という人間をお与えになりました。女性の側から考えたら、神さまは女という人間に男という人間をお与えになりました。

 互いに人格と人格の交流をなしながら人は生きて行くようにと、アダムという男と、エバという女が出会わされたのです。そして、一緒に生きるようにされたのです。語り合いながら、意見を交換しながら、励まし、慰め、いさめ合いながら、私以外の他の人格と共に生きる。そのために、まずはじめに、神さまは「男という人間」と「女という人間」とを向かい合わせ、共に生きるようにされたのです。

 ここから一つ言えることは、相手が同性であれ異性であれ、自分以外の「他者との交流の中」で生きるようにと造られた存在、それが人間です。あなたの周りにどういう方々がおられますか。みんな、神さまが送ってくださった共に生きる仲間たちです。男であれ女であれ、神さまが送ってくださったなくてはならぬ共に生きる仲間たちです。

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