いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
ずいぶん昔になりますが、フランス映画で「男と女」という映画がありました。その映画音楽をお聞きになったら、「ああ、その曲だったら聞いたことがある」という方が大勢おられると思います。
今週は、「男と女」というテーマでお話しをしたいと思っています。今の時代、「男と女」という「二つの性」では、簡単に区別ができない向きもございますが、それでも、聖書に出てまいります「男と女について」、「男性と女性の関係について」いくつかの視点からお話しをさせていただきます。
まず、はじめに、聖書に男性と女性についての事柄が出てくるのは、私が持っている日本語の聖書の第2ページです。約二千ページに及ぶ聖書の中の2ページ目に、「男と女」という言葉が出てまいります。
それは、天地の造り主である神様が、万物をお造りになった次第が書かれている下りです。神様は、はじめに天地をお造りになりましたが、お造りになった天と地を、何段階にも分けて、整えて行かれました。はじめは混沌とした状態の「天と地」を、聖書によると六つの段階に分けて、神様は整えて行かれました。何のために、混沌とした天と地を整えて行かれたかというと、それは、そこに人間が住むことができるようにするためだったのです。
いくつもの段階を経て、いよいよ人間が神によって造られました。そのくだりを最後にお読みします。お聞きください。
「神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。」