ごきげんいかがですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
イエス・キリストはサマリアの女に、「神は霊である」(ヨハネ4:24)と言われました。「神は霊である」とは、神さまが肉体を持たない、目に見えないお方であることを教えています。またもっと積極的に言えば、神さまが霊であるとは、神さまが知性と意志と感情をお持ちである人格的な存在であることを教えています。
神さまが人格的な存在であると聞くと、おかしな感じがするかも知れません。けれども、私たちの人格のおおもとこそ神さまであられるのです。聖書は神さまが人を御自分の形に似せてお造りになったと教えているからです。神さまは、「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう」と仰せになり、「御自分にかたどって人を創造され」ました(創世記1:26、27)。
神さまが知性と意志と感情をお持ちの人格的な存在であるがゆえに、私たち人間も知性と意志と感情を持つ人格的な存在であるのです。このことは、私たち人間が神さまを礼拝する者として造られたことを教えています。神のかたちに造られた人間が、神さまを礼拝して生きることは最も自然なことなのです。あなたが本当のあなたらしく生きるために、造り主である神さまがおられるということをどうぞ知ってください。あなたは神さまのかたちに似せて造られた尊くかけがえのない存在なのですから。