ごきげんいかがですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
突然ですが、「神さま」と聞いたときあなたはどのような姿を思い描かれるでしょうか。白髪の長い髭を生やしたおじいさんの姿を思い描かれるでしょうか。それとも、若々しくて美しい女性の姿を思い描かれるでしょうか。
しかし聖書は、神さまとは人間のような肉体を持たない霊であると教えています。イエス・キリストは、サマリアの女にこう仰せになりました。「神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない。」(ヨハネ4:24)。
神さまは目に見えない霊であられます。それゆえ、神さまはイスラエルの民に像を造って御自分を礼拝することを禁じられたのです。神さまとは、私たちが思い描いてかたちに表すことのできないお方なのです。神さまは霊でありますから、あらゆるところにおられます。神さまは、「天をも地をも、わたしは満たしているではないか」(エレミヤ23:24)と仰せになるお方なのです。この神さまの御前に、すべては裸であり露わとされています。
こう聞くと、何だか怖いなぁーと感じるかも知れません。けれども、神さまがすべてを御覧になって知っていてくださることは私たちの慰めでもあるのです。あなたが人から誤解されて苦しんでいるときも、神さまはすべてを知っていてくださり、あなたを支え助けてくださるのです。