おはようございます。東仙台教会の立石彰です。
今日はイエス・キリストがお生まれになったことを記念する、クリスマスです。今朝は、ルカによる福音書2章13節の御言葉をお読みいたします。
「すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、
神を賛美して言った。
『いと高きところには栄光、神にあれ。
地には平和、御心に適う人にあれ』。」
この最後の言葉、「地には平和、御心に適う人にあれ」。つまり、「あなたに平和があるように」。これが、クリスマスに語られた神様からの大切なメッセージです。
「平和」という言葉は人と人との関係、それがどういう状態にあるかを説明する言葉です。平和な関係、そこには、不安、恐怖、憎しみという感情はありません。そこにあるのは、安心、喜び、希望です。
イエス・キリストが生まれてくださったことによって、神様と私の間に平和が生まれました。もう、神様を憎んだり、神様から隠れたり、神様を恐れて生きなくてもいいのです。神様を喜び、希望を持ち、安心してよいのです。神様は、神様と私たちとの間に本当の平和を生み出すために、イエス・キリストを与えてくださったのです。