お早うございます。仙台めぐみ教会の宣教師魚本マーレーです。
朝日新聞2010年4月17日、また、守部喜雅著作、「聖書を読んだサムライたち」によると、龍馬の姉千鶴の息子直、また何と龍馬暗殺にかかわったと自白し、厳しい取調べを受けた今井信郎もクリスチャンになった、とあります。
直は龍馬の亀山社中・海援隊で活躍します。新政府で北海道開発の行政にあたります。その後、龍馬の養子になります。また宮内省の職で帝のそばで働かせます。「しかし、直は耶蘇教信奉したるにより…免職」とあります。
ところで、今井は反乱軍と函館で戦って赦免された後、静岡県に入植しお茶の栽培に努めます。明治11、12年ごろ、龍馬の子供から「是非会いたい。」との手紙が来ます。死ぬ覚悟で会いに行きますが、驚くところ歓待された、と。愛児の死をきっかけに今井もクリスチャンになっています。
聖書に、「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」とあります。龍馬の息子直、また、龍馬を斬った今井にこのような愛を与えて下さったキリストを信じませんか。