お早うございます。仙台教会の元牧師の首藤正治です。
「主の祈り」の最後の祈りの意味を尋ねましょう。
最後は、「誘惑に遭わせず、悪より救って下さい」ですね。私たち罪人は、ほんとに誘惑には弱い者です。誘惑も気をつけていると抵抗も対応もできまずが、心に隙を作ると奈落の底に突き落とされます。
この世には、誘惑に負けて悪に染まり、悪から抜け出せないで悩んでいる方もおられます。残念です。だから、イエスはこの祈りを最後に教えて下さったのです。
こうして「主の祈り」を見てきて、言葉にはなかったけれども、イエスが「主の祈り」を祈りなさいと言われた訳が見つかりましたね。そうです。このように、イエスの御心に適う祈りは、神に聞かれるということです。実にありがたいことですね。
なぜならば、イエスこそ私たちの罪の救い主だからです。だから、聖書はそして教会は、イエスが下さった「主の祈り」を祈り続けているのです。