おはようございます。北中山教会牧師の坂本紀夫です。
私たちの人生には悲しみや苦難が繰り返し襲ってきます。では、その悲しみ苦しみはただ不幸なもの、マイナスだけのものでしょうか。
ある詩人は人生を一枚の織物、絨毯にたとえて歌いました。私たちはこの世にあって、まるで絨毯の裏側を見ているようなものだと言うのです。無数の糸が交差して、何の模様が織られているのかさっぱり分かりません。しかし、人生の最後の日に絨毯が裏返された時、その見事さに驚くのだと締めくくっています。
あなたを愛し、あなたの人生を導いて下さる神は、もっとも良い物を下さるお方です。不幸と思えた試練や悲しみが意味の無いものではなかったとその時分かるのです。
聖書の言葉
「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、私たちは知っています。」ローマの信徒への手紙 8章28節