熊田なみ子のほほえみトーク 2009年12月15日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

ぱじゃぱじゃ日記(「私に何ができるかな」抹茶さん他)

 10月の抹茶さんの日記のご紹介です。

 「先日、ネットでニュースを見ていて、びっくりした事がありました。私の住むすぐ近くで起きた事件がありました。特別支援学校に通う小学校一年生の娘さんをお母さんが自宅で殺してしまい、お母さんは直後、駅近くのビルから飛び降り自殺してしまったのです。
 そのビルはうちからすぐ近くで、いつもビルの前を通ります。子どもたちの通学路でもあります。その女の子は近くの特別支援学校に通っていて、手足に障害があり、知的障害もあったようです。
 実は次女が通う病院というのは県立のリハビリテーションセンターでもともとは身体障害者の病院でした。それが発達障害の子供も受け入れるようになったという経緯があり、今でも病院に行けば、入院通院されているのはほとんどが身体障害者の方たちです。次女のような一見何の障害もないように見える子供はその病院には少ないんです。…病院は家からも事件のあった家からも近いので、もしかしたら、事件の母子も同じ病院だったかもしれません。私は、以前から待合室で子どもの世話をしながら待っているお母さんたちが気になっていました。足に装具をつけて何とか自力で歩く子もいるし、車椅子の子もいるし、寝たきりの子もいます。マヒで全身こわばって、上手く話せない子もいます。私も次女の事で心配は多いけど、その子たちのお母さんの心配と労苦は私なんかの比ではないよう思います。気になっても話しかける事はしたことがないです。何を話したらいいのか分からないからです。
でも、今回のことで、今度病院に行く時は、せめて隣に座ったお母さんに一言でも、挨拶だけでもいいから、何か声をかけたいと思いました。そこから何が発展するか、挨拶だけで終わるのかわかりませんが、祈りながらできることをしたいです。」

 この抹茶さんの日記に仲間の皆さんがたくさんコメントを書いてくださいました。

 実は、この日記を読んでしばらくした時、お茶ノ水オフィスに長年のリスナーF君が立ち寄ってくださいました。ちょっとお話しましたが、彼の会社の親しい職場の仲間が、このご家庭の父親であったとのことで、私も日記を読んでましたし、お話を伺いながら心がとても痛かったです。どんなに辛かったか…F君も同じ職場で痛々しい出来事が起こり苦しそうでした。
 私たちの住む街で身近な所で、叫び声が上がっているのですね。
 抹茶さんと同じように「私に何ができるかな」と考えます。

 もうすぐクリスマス、暗黒の闇の世界を照らす光、救い主イエスさまのお誕生です。私たちを救うために、十字架で命を捨てるために、低くなって地上に降りてきてくださったイエスさまを思い、光と希望をいただけますように(フィリピ2:6-8)  くまだなみこ

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