お年寄りのホームを訪ねる機会がありました。ラウンジの壁に大きく年齢を重ねる呼び名がはってありました。
「61歳・還暦」「66歳・緑寿」「70歳・古希」「77歳・喜寿」「80歳・傘寿」「81歳・半寿」「88歳・米寿」「90歳・卒寿」「95歳・珍寿」「99歳・白寿」「100歳・百寿」「100歳以上毎年上寿」「108歳・茶寿」「111歳・皇寿」「119歳・頑寿」「120歳・大還暦」。還暦が2回で大還暦とは初めて知りました。
先日、リスナーのMさんからお便りをいただきました。Mさんは、お母様の介護のために奮闘しておられるリスナーです。詩が封筒に入っていましたのでご紹介しましょう。もうすぐ米寿のお母様ですね。
Mさんは、ずっと介護生活の中で、番組を聴き続けてくださいました。そして、お母様に神様のお話をしてくださっていたのです。『85歳の信仰告白』
遠のく意識の中で 母は このまま死なせてという
ひと眠りし目が覚めた 生きていることに気付いた翌朝の母の祈りは
「神様 今まで 死にたい 死にたいと 思いながら生きてきたことは間違いでした。命は神様のものと実感しました
それなら 主に従い 生きたいと思います
もっともっと神様を知りたいです。宜しくお願いします。
主のみ名によって アーメン」
確かに古い母は死んだ
目が覚めたとき 新しい母が生まれた 庭には山百合が咲いていた