いかがお過ごしでしょうか。千城台教会の橋浦です。
最も小さい単位は家庭だと思いますが、私たちは神の前に、健やかなときも、病めるときも互いに愛しますと誓って結婚し、夫と妻として家庭を築きます。結婚したわたしはよい妻になりたいと切に思いました。聖書第一ペテロの手紙では「妻達よ、夫に従いなさい」と命じます(3:1)。この一方的な命令に反発したわたしは、自分の意思で夫に従いたいと思いました。
しかし毎日の生活は、思いどおりになりません。自分の感情を制御することさえ出来ず、意思した事とは程遠い状態でした。悔しいけれど聖書に立ち戻るしかありませんでした。
聖書は続けて「妻たちよ、主を信じるものにふさわしく夫に仕えなさい」また「金の飾りや外面的な装いでなく、柔和でしとやかな内面的な人柄で夫に仕えなさい」(3:3-4)と書いています。御言葉は私の歩む道を照らして導いてくださいました。第一ペテロの手紙は更に「夫が聖書のみ言葉を信じない人であっても、夫に従う妻の無言の行いによって信仰に導かれる」(3:1)との言葉も、確かでした。第一ペテロの手紙は尚「妻を自分より弱いものだとわきまえて生活を共にし、命の恵みを共に受け継ぐ者として尊敬しなさい」(3:7)と夫にも公平に説いています。
キリストが教えてくださった戒めは、神様を心から愛することと、隣人を自分自身のように愛することです。最も近い隣人である夫を自分のように愛することが、本当に、よい妻でありました。
注:聖句は本人の記憶によりパラフレーズ(言い換え)しています。