ご機嫌いかがですか。高島平キリスト教会の豊川修司です。
世の中には人を蹴落としてまで、偉くなろうとする人がいます。そこまでいかなくても、他人から良く思われたいという気持ちは、少なからずもっています。
キリストの弟子ですら、マタイによる福音書18章1節で、「いったいだれが、天の国でいちばん偉いのでしょうか」とキリストに尋ねる場面があります。キリストは人々の罪の身代わりに十字架にかかろうとしている、前の夜だというときです。
そこで、キリストはマタイによる福音書18章1節の言葉を語りました。「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。」
子どものようにとは、純真であり、素直で、無心にキリストを求める心を指しています。天の国は、大人のように傲慢さとか、名誉欲とか、誰が偉いとか競うような場所ではありません。
すなわち、キリストを信じるには、子どものように謙遜な者、純真な者、従順な者になり、心から悔い改めることが必要だと語ります。そうするときに、神様はわたしたちに天の国に入る資格を与えるのです。