今日もお元気にお過ごしですか。持田浩次です。
イエス様が十字架にかかられるために、弟子たちを連れて、だんだんエルサレムに近づいてきたときでした。弟子の中のヤコブとヨハネが進み出て、イエス様に言いました。
「先生、お願いすることをかなえていただきたいのですが。栄光をお受けになるとき、わたしどもの一人をあなたの右に、もう一人を左に座らせてください。」
この二人は、イエス様がきっとイスラエルの王様になられると期待していました。それで、王様の両側に座りたいと願ったのです。そこでイエス様は、「あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、すべての人の僕になりなさい。」と言われました。
イエス様は、十字架にかかって、私たちの罪を身代わりとなって、つぐなうために来てくださったのです。偉くなることを求めていた二人の弟子に、イエス様は、皆に仕える者になり、すべての人の僕になりなさいと言われました。偉くなること、いちばん上になることよりも、イエス様のように、皆に仕え、すべての人の僕になる生き方を求めましょう。
今日の聖書の言葉。
「あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、すべての人の僕になりなさい。人の子は仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのである。」 マルコによる福音書 10章43節〜45節