ご機嫌いかかですか。新座志木教会の中野孝子です。私は現在、保育士として保育園で働いています。今週はその仕事を通して感じていることをお話しています。
電車が大好きなK君がブロックで線路を作って遊んでいた時の事です。トンネルを作ったり、鉄橋をつけたり、かなりの大作です。そこに、他の子とふざけていたS君が転んでしまい、折角の線路は、ぐしゃぐしゃに壊れてしまいました。当然、怒るK君。でも、謝ろうとしないS君。自分も転んで痛かったのと、「わざと壊したんじゃないもん」と言うのが言い分です。
わざとでなくても壊されたK君がどんな気持ちか、もしS君が壊されたらどう思うかということを話しました。そしてもう一度「どうしたらいいと思う?」と尋ねると、やっと「ごめんねって言う」と答えが返ってきました。「ごめんなさい」と謝ることの必要性と大切さを、年齢に応じて伝えていますが、なかなか素直に言えない時もあります。
私たち大人にとっても、頭では解っていても、素直に「ごめんなさい」と言う事は、案外難しいことではないでしょうか。勇気も必要ですし、言い訳もしたくなります。
私たちが、自分の罪を悔いて、心から“ごめんなさい”というのを待っている方がいらっしゃいます。救い主イエス・キリストです。イエス様は私たちの全ての罪を許して下さるために、十字架にかかって死んでくださいました。あなたもこのイエス様に心の重荷をおろしてみませんか。